三岩物語in茅場町
6月30日土曜日茅場町ありがとうカフェ&バーにて三岩茶会が開催されました。
武夷岩茶の荒茶と完成茶の飲み比べを体験させていただきました。
荒茶は、選別や火入れ焙煎前の未完成茶。お茶屋さんで販売されることはめったにありません。なぜなら未完成茶は、どんどん発酵(変質)してしまうからです。手にいれるためには、生産地を訊ねなければなりません。また、その人に相当な信用がなければ茶農家さんは到底譲ってはくれません。
今回、お三方で武夷山を訪れ入手されたその貴重な荒茶を今回体験させていただけるということで、ワクワクしながら行ってまいりました。
1席目:yuyuさん
2011年老そう水仙・2012年老そう水仙毛茶(荒茶)
毛茶(荒茶)は、古葉や茎をご自分で取り除かれたということでした。口の広い素敵な蓋碗で淹れてくださいました。思ったよりあっさりとしていましたが、後味に独特の青さがのこります。これが原料本来の風味なんですね。感激です(#^.^#)
2席目:香白韻さん
2012年高山奇種・2012年正山小種毛茶(荒茶)
荒茶は発酵が進んでしまうため、とっても淹れにくいそうですが、香白韻さんその正山小種毛茶を最初すこーし低温で淹れました。さらっと良い所だけが抽出されている!と感じました。そして2煎目は、高温で風味豊かに淹れてくださいました。
最後には完成茶に燻焙香のある正山をブレンド。燻焙香がアクセントになり本当に美味しい紅茶でした。
3席目:麗茶さん
2011年肉桂・2012年肉桂毛茶(荒茶)
肉桂の毛茶(荒茶)。さぞや!と思いきや、後味はかすかに青さが残りますが、ふんわいと淹れてくださいました。茶山の様子を聞きながら、東京にいながら摘まれて間もない荒茶をいただけるのですからホント幸せです\(^o^)/
また、このムースが肉桂とベストマッチで美味しかったです。
貴重な体験をさせていただき、どうもありがとうございました。
来年は、どんな物語になるのでしょうか。
楽しみにしております。