地球にやさしい中国茶交流会フリースタイル品茶会

7月14日（日）で１部２部のＣ席を担当しました。

お茶は今年のプーアール生茶、フレッシュで個性ゆたかな散茶ばかりを５種紹介しました。

新しいプーアール生茶も美味しい！

を体験し大いなるパワー秘めたこれらのお茶から未来への可能性を感じていただきました。　

　　　　　　　　　　　本　日　の　茶　譜

　　今年の生プーアール散茶を各種飲み比べ

2013年月光白水出し茶（雲南省西双版納州モウ海県曼弄）

産地は雲南省西双版納モン海県曼弄。樹齢数百年の古茶樹のものです。無農薬で生産された新鮮でふくよかな単芽と二葉が特殊な製法により葉の裏側が白くなります。個の茶葉は羽をひろげた美しい蝶のよう。水色は、明るく透明感のある青みがかった黄色。まろやかな甘さと上品で清らかなフルーティーな香り。本日は、水1リットルに対し８ｇの茶葉を30時間冷蔵庫で水出ししました。

　2013年紫娟茶（雲南省西双版納州モウ海県）

原料は、雲南大葉種の変異種。茶樹葉小喬木で樹形は開いており紫の茎、葉、芽があるのが特徴です。葉の形は長楕円形、色は緑でやや紫がかっています。芽は紫色で産毛が多くあります。

紫媚に多く含まれるフラボノイド、カフェイン、亜鉛、アントシアニンは血圧降下の効果がある物質とされています。寒さや干ばつ病虫害に強く挿し木の繁殖率や生育率も良好で温暖温潤日当たりのよい土壌でよく成長します。

毎年3月初めに摘み始め中旬には終わってしまう。摘み取り時期が短いため収穫量は非常に少なく貴重なお茶です。このお茶の苦み渋みは大量に含まれるアントシアニンによるもので、アンチエイジングに大変優れた効果があります。　　　　　　　　　　　　　　　

2013年曼弄山喬木古樹茶（プーアール生散茶）

　産地は、雲南省西双版納自治州モンハイ県の海抜2000メートルの曼弄山。樹齢数百年の古茶樹の早春の大変質の良いプーアール茶の素茶です。従来の生茶よりも苦みが少なく飲みやすく香りよいお茶に仕上げています。

2013年白芽生茶（雲南省景谷県）

まんべんなく産毛に覆われたふくよかな景谷大白茶の芽尖（芯芽）の生茶。景谷県の生態茶園で管理生産された完全無農薬のお茶です。当店オリジナル生磚茶2013年「悠久」５０ｇの素茶でもあります。（近日入荷します）

2013年帕沙山古樹茶（プーアール生茶）

産地はモウ海県帕沙山。モウ海県の南部、班章と南糯山の間に位置する茶山に古茶樹基地は広がっている。標高平均１８５０メートル霧が深く豊富な降水量がある。国の指定保護を受けた喬木古茶樹もあり、きわめて有名な茶山の１つであり丁寧に仕上げられた早春の帕沙山古茶樹茶は、最高級のプーアール茶と言えましょう。

　梅雨も明け、この逃れようのない厳しい暑さに順応していかなければならない私たちの身体を古茶樹のお茶ならではの丸みと爽やかさのあるプーアール生茶が癒やしになったとのご感想をいただきました。

ご参席いただきました皆さま、スタッフの皆さまありがとうございました。