「慈雨礼讃」 陳年日本緑茶珍蔵八十年
2014年5月10日@STUDIO YBROS Akasakaで開催された
香白韻立夏ノ茶事「慈雨礼讃」
左:[陶白] 右:[彩玻璃]
スタジオの真っ白い壁には金醒石先生の水墨画と岸三和さんによる南インド古典舞踊、そして7つのテーマによる茶席
香白韻さんプロデュースによる今までに参加したことのない素敵なお茶会が繰り広げられていました。
私が、着かせていただいたお席は[韓布]のお席でした。
坪林の原生烏龍茶を味わい深い茶壺で淹れてくださいました。その茶壺の形や質感が干柿に似ている!となどと初めてお会いした方々とも楽しくしっかり美味しい原生烏龍茶をいただきました。
2種目は、茶譜によれば陳年日本茶珍蔵80年(@_@;)
Hさんによると、来歴は定かではないが、やぶきたのお茶ということで、台湾で入手したお茶ということです。
茶葉はまるで陳年のプーアール生茶。日本茶ということは・・・陳年に育てるという概念が元々ないので、偶然出来てしまった残っていたお茶ということなのか??
水色は濁りもなく綺麗な深い紅色でやわらかい陳年香があり、ソフトな飲み口でありながら、深みがあり本当に美味しいお茶でした。このお茶の来歴をあれこれ考えだすとワクワクドキドキしてきます。衝撃的なお茶との出会いでした。
休憩後、インド舞踊を拝見しすっかり魅了されていただいた3種目お茶は、[陶白]のお席でウートン山の単ソウ。
白い有田の蓋碗・・・見覚えのあるような少し大きめの・・・丸く・・・美味しかった!!
浦川さん、樋下田さん、辻中さん貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
また、当店の春分前明前茶や生茶をこのような素敵なお茶席で採用いただき、大変嬉しゅうございます。
皆さま、本当にありがとうございました。